オレスカ ある教室side__
「あらら〜、どうしたのその顔(笑)
あんなに勢いづいてて自信ありげだったのに
見てみりゃ〜このザマかよ……
聞くところによると
手も足も出ずに窓ガラスに頭から
突っ込まれたそーじゃん、やべーな(笑)」
「っ………;(怒)」
暗い教室から射し込む
無数の太陽の光が3人の顔を照らす
そしてワシタカが
ボロボロにヤラレたマルボロを見るなり
少し笑いながら茶化す
その言葉にマルボロは苛立つが
言い返す言葉がなく歯を噛み締めていた
「じゃ〜次は………」
「……………………」
向かい側にいるフシチョウを確認する
「俺でも行きますか……」
壁に寄りかかっていた身体を立てなおし
そして教室のドアへと足を運ばせる
「……ぜひ、僕に回してください」
「ふ(笑)それはどうだろうな…
お前の手に回る前終わっちまうんじゃね?」
「ふっふっふ(笑)」
フシチョウとの
会話を最後に教室の扉が閉まった
バタン____


