闘争少女【後編】完



オレスカ ある教室side__






「あらら〜、どうしたのその顔(笑)
あんなに勢いづいてて自信ありげだったのに
見てみりゃ〜このザマかよ……

聞くところによると
手も足も出ずに窓ガラスに頭から
突っ込まれたそーじゃん、やべーな(笑)」





「っ………;(怒)」







暗い教室から射し込む
無数の太陽の光が3人の顔を照らす





そしてワシタカが
ボロボロにヤラレたマルボロを見るなり
少し笑いながら茶化す





その言葉にマルボロは苛立つが
言い返す言葉がなく歯を噛み締めていた







「じゃ〜次は………」


「……………………」






向かい側にいるフシチョウを確認する






「俺でも行きますか……」







壁に寄りかかっていた身体を立てなおし





そして教室のドアへと足を運ばせる








「……ぜひ、僕に回してください」


「ふ(笑)それはどうだろうな…
お前の手に回る前終わっちまうんじゃね?」


「ふっふっふ(笑)」






フシチョウとの
会話を最後に教室の扉が閉まった











バタン____