闘争少女【後編】完





____タッタッタッ!


正門へと近づきイスズは辺りを見渡す










すると壁際に
もたれかかった黒髪のシロの姿があった





カロクとゆう人物は偽物…
今、目に映る黒髪の人物はシロ…全部シロ





今更ながら
イスズはシロのことが好きなんだと実感した









『どうしたの?
今から行くとこだったのに……』








高鳴る胸をおさえ普段通りに話す








「……たくて」

『え、なんて?』

「早く…会いたくて、迎えに来た」

『……………………』




まさかシロの口から
そんな言葉が出るとは思ってもおらず
イスズは固まってしまった




「ほら、行くぞ……」







今度は突き放すようにイスズに背を向け
前を歩きだした










そんなシロの背中を後から追うイスズであった