____タッタッタッ!
正門へと近づきイスズは辺りを見渡す
すると壁際に
もたれかかった黒髪のシロの姿があった
カロクとゆう人物は偽物…
今、目に映る黒髪の人物はシロ…全部シロ
今更ながら
イスズはシロのことが好きなんだと実感した
『どうしたの?
今から行くとこだったのに……』
高鳴る胸をおさえ普段通りに話す
「……たくて」
『え、なんて?』
「早く…会いたくて、迎えに来た」
『……………………』
まさかシロの口から
そんな言葉が出るとは思ってもおらず
イスズは固まってしまった
「ほら、行くぞ……」
今度は突き放すようにイスズに背を向け
前を歩きだした
そんなシロの背中を後から追うイスズであった


