そんなリノを見送り
視線をノートに移して取り掛かる……が
ブーブー
ブーブー
どうしてこうもタイミングが悪いのか
イスズのスマホが机の上で震えた
どうやら電話ではないようで
イスズはメールボックスを開く……
件名:果たし状
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今すぐ体育館に来い
命令文な文字を読んでイスズは眉をひそめた
スマホを閉じ
机の上に置かれている教材や参考書
自分のノートにリノのノートを見つめる
せっかくの勉強会が
先ほどのメール一通で台無しにしてしまうと
少し躊躇いを見せるイスズ
だが、そのままイスズは図書館を出て行った
「イスズ〜、出来……た……」
その後
ものけのから状態の椅子と机を見たリノ
机の上には問題を解いている途中の
イスズの文字がノートに写しだされていた
「………全く、帰ってきたら
コテンパンに叱ってやるんだから」
呟きながらも机の上のものを片付けはじめた


