闘争少女【後編】完




「実物(みもの)だな……」

「見に来れば?
俺とイスズが闘うところ……

俺が勝てばカロクが出る幕はない
負けるとは思ってないし、どう?」

「……考えておく」








そう言って
カロクは生徒会室を後にしようとする








「もし!…
もし俺が負けたとしたら
カロクはイスズと闘うのか?」


「……負けないんじゃないのか?
どういった吹き回しでそんなことを聞く…
俺は俺のやり方で闘うよ」









____ガチャ、バタン


カロクは振り返らずに
足早に生徒会室を後にした……








「…………なるほど」







そんな去っていった
カロクの後を見ようともせず


また窓に向かって外を眺める







「待ってろ……
もうお前の好きなようにはさせねー」











深い声で一人しかいない生徒会室は
夕日が暮れかかった、薄暗くなっていた