『…………っ;』
イスズは今、
目の前で起きた出来事に言葉が出ない
体も思うように
動いてくれずその場に立ち尽すだけだ
「俺にからかうから
いけねーんだよ…ざまーだな(笑)」
『…(怒)』ブチ__
目の前のマルボロは自分のした事に
何も悪気がない様子、まるで自分が偉いかのようだ
スッ___
イスズの横に誰かが立つ
見上げるとそこにはシロが居た……
「お前はここにいろ、何もすんな…」
『っ!!で、でも!』
「バルの言ったこと無駄にすんな…
学校辞めてーのか?」
『…………………っ…』
「後は頼む…バルは…あいつら
(シャノ、ウォーカー)が
なんとかしてくれてるだろ、わかったな?」
『シロ……』
そう言ったシロは
イスズの顔に自身の顔を近づけ耳打ちする
『!!……っ』
「ふ(笑)
まぁ、似合ってんじゃん?その格好…
俺はどっちのイスズも好きだけどな……」
そしてシロはイスズから離れ、前を歩いていく
『…………………』


