『ショー…タイム?』


「あぁ?
なんか黒板に書いてやがるな…
準備中?は、ふざけてんな……」





黒板には大きく白いチョークで
【SHOW TIME! 準備中…】とかかれていた





『なんか胸騒ぎがする…
ね、理科室ってここだけ?』


「なんでそんなこと聞きやがんだよ
理科室はここだけだ

ちなみにここは理科室”兼”【実験室】も
設けてるって聞いたことあんな……」





数秒の沈黙のあとマルボロは
自分の発言のあることに気がついたのだ




「おいおい、まさか……;」


『そのまさか
私の感が正しければ…あそこ』






イスズは後ろの方を指差す
その指が指す方向は壁ではなく





片隅にある”もう一つの扉”を指していた