闘争少女【後編】完

アカツキ達side__








「行っちゃった〜…」

「ほんまに腕立て伏せせなあかん?」




シロとイスズを見送った後
シャノとオオカミが言った





「俺たちのリーダーだ!
リーダーの言うことは絶対っっ!
ほら!お前ら両手をつけ!」


「ほんとツキは
シロに頭あがんないよな(笑)」


「当たり前だろ!
シロは……俺の恩人なんだから」


「お前だけじゃねーよ、俺たちもだ」





シロが居ない場で
アカツキとバルはこんなことを話していた





「なんで俺もせなあかんねん」


「仕方ない…参加してた、から」


「はぁ〜…わかった!
やればええねんやろ?やれば!

お前らより早よ100回終わらせたるわ!」





ウォーカーに慰めながら
ムキになりはじめるオオカミ……




周りもそれに参戦し
誰が一番早く腕立て伏せが終わるか
勝負をすることになった







この間にシロがイスズに
あんなことを告げたとも知らずに……