『……………………』
「抵抗する気力すらないの?
キミってそんな子だったっけ?ほら……
もっと……もっと!さぁ!
キレてよっ!(笑)ねぇ!ほらぁ!」
ボコッ!
バシッ!
バコッ!
次第にフシチョウの攻撃が
挑発的になっていき歯止めが効かなくなっていた
イスズの顔や身体は
見る見るボコボコ、ボロボロな状態だった
『…………………っ…が』
「フヒャヒャヒャ(笑)」
『……れ、が…それがお前のやり方か。』
「フッ、フッ、フッ(笑)」
『神だなんだ…っ
お前なんか神に選ばれ使者でもなければ
ただのっ……捻くれ者だ!!!(怒)』
「キレた、キレた(ニヤ)」
ガン!
ガン!
ガン!
イスズがそう喚いたとき
棚と繋がれた手首の鎖を何回も
力づくで外そうとした


