入った場所は元々小さな工場で
大きなガレージの建物が
一階と二階まで2つ建てられている



その建物に近づくにつれ
さっきの微かな音が鮮明に聞こえてくる






バコ__!バコ_!!!







イスズは勘で二階の方のガレージへと向かった



すると、ドアが少し開いてるのに気づき
音をたてまいと静かに中へと入っていく




バシ_ボコ_ドン!!!

ガン!ガン!!!




中に入ると外から聞こえていた音とは
比べものにならないくらい
凄まじいリアルな音がガレージ全体に響びいていた




『( 一体誰がこんなこと… )』




一階には人気がないようで
イスズは二階のらせん階段をゆっくりと
足音を立てないように登っていく




そして”ギャハハハハ”と
甲高い男の笑い声が二階の部屋から聞こえてきたのだ



その部屋のドアまで近づいたイスズは
中の様子を伺った




そこには……