オレスカ高 とある教室side＿＿







「で？、18日に神がどーとか
さっさとあの糞女倒しまえよっっ！怒」




マルボロの大きな声が教室内に響く




「……………………」

「……………………」




他のワシタカ、フシチョウは何も喋らない





「ちっ…
もう俺たちにはお前しか残ってねー
どうするつもりなんだ、フシチョウ」





舌打ちをしながらも
少し落ちついたトーンで話しかけた





「………………フッ（笑）
もうすぐで、神はワタシを使者にする

お前はワタシの信者となる！！！
うひひひ……ははは（笑）」




黒いマントに身を隠し
最後にはそのマントをバアッ！と広げ
高笑いをしながら教室を出ていった





「とうとうフシチョウが
本気を見せてきたな〜…神ってワードが
出るとコイツはもう止められねーよ

死ぬ……かもな、アイツ…」


「死んで当然だ、あの糞女
舐めてやがんだよ！ここをなあ！！」


「でも…もし、もしフシチョウが
負けでもしたら俺たちは終わりだな…

俺はもうこんな同盟から抜けるよ」


「何言ってやがる……
俺たちにとってこの同盟は
ただの互いを破滅するための保証だろうが
まぁ、負けたら負けたで
それぞれの持ち場に戻るだけだ」






さっきまでフシチョウに倒せと言っていた
ばかりの、マルボロだったが
内心では勝っても負けても
どーでもいいと思っていたようだ





この残りの10日間後には
神が勝つのか女が勝つのか勝敗を分けることになる