闘争少女【後編】完





『……香水?』

「あ、それ俺」

『バル?…(なんか意外) 』

「男でも女でもつけれる香りだから
もしイスズじゃなくても
使ってもらえるかなって……」

『ふ〜ん…そうなんだ』





イスズは最後に『ありがとう』と付け加え
バルはとても嬉しそうに笑った





「次は俺ね〜」



今度はバルが紙袋を開ける




ガサガサ__




「本……?」

「あ、それ俺から…」





そう言ったのはシロだった

そんなシロからプレゼントされた本は……





「これ何の本(汗)
文字見ただけで難しそうなんですけど」


「哲学的なやつだよ
もう読まねーからあげる」


「あげるって……(悲)」




悲しそうにバルはガックリした





「……俺か、次」



そう言って残るはシロとリノだけになった