『あの〜………』


忘れてた。

こっちに戻ってきたら、ある人に返すモノがあったこと。


『今日は倉庫行けません………』


その言葉を行った瞬間の春樹の顔が!


怖いです!!!


春「あ?なんでだよ」


紘「ちょっと、そんな怖い顔しないの。くぅちゃん、何かあるの?」

ああぁ

ひーくんお母さんみたい!!


『んっとね、知り合いに返さなきゃいけないものがあって……』


紘「それを返しに行きたいんだね?」


『うん』



春「どこ行くんだ?送ってくぞ」


こ、れは……言ってよいのだろうか……


『えーっと……………………』



春「言えないような場所なのか?」


どんどん春樹の眉間のシワが深くなってく。


ど、どうしよう…………



春「呉葉?」



『か…………』


紘「か?」



『片瀬……組……ッス…………』