リビングで寝ている親たちの

間をまたぐように



俺はキッチンに行って朝食をたべた。



身支度をすました俺は

咲愛の家の前で咲愛を待っていた。



咲愛のことだから

支度は遅いだろう。



そう思っていながらも


家を早く出た。