『は…い…』


焦ったような…悲しいような…真剣なかおでこちらを見つめてきた。


【///】

『どうしたんですか…?顔、赤いですよ?』

っと心配そうに言ってきた。


『はっはぁ?!あんたにキュンとしたわけじゃないんだからねっ!』





『はぁ?』




疑ったような目でこちらを見つめてくる…


『えと…条件わぁなんですか?』





『えっえっえあっうんおほん!
     私のお城で執事として働いて       ちょうだい?』



『え、でも!お城はっ─────』






『さぁ!早速いくわよ!』




抵抗する吸血鬼を無視し、手をとってスタスタと私は、歩いていく


吸血鬼がやだっていをうとした理由はわかる。

お城は警備がすごくて、見つかりやすい。

でも私はそれを利用したの。





【お城で見つかるならその場で私と関わりがないとみんな思って楽に始末できるわ♡
さすがに私じゃ殺せないし☆でもなんか…可哀想だな…いやいやっ目を覚ますのよ!吸血鬼は敵なんだからっ!】





吸血鬼の方をみた。悲しい顔でついてくる。






っと考えた私、だった。