帰り道




…駐輪場…



まだハルは玄関にいない



「小山くんってねサッカーうまいし超優しいの!!ほんと格好いいんだよー?でねっ」


駐輪場は恥ずかしいなんて言ってたくせに大きな声で小山くんっていう友姫の彼氏のノロケを聞かせられるあたしの身にもなって欲しい


それでもそんな性格を恨めないのは友姫の笑顔は素直に可愛いと思うからかな?


「へーそうなんだ」



それでも友姫の話を適当に流しながらあたしの視線は玄関にある


まだかなぁ 毎日会っててもやっぱり会うと嬉しいんだよね



そのまま玄関を見ているとよく見知った顔が玄関を抜け駐輪場にやってくる