ハルにあたしの家までの道を教えながらゆっくり歩いた
目の前に見えるあたしの家。もっと一緒にいたかったなぁ。いつもはあんなに遠く感じるのに近すぎだよ。
「青井どうした?足止まってるけど‥」
「あぁ!!ごめんごめん。着いたよ。ここがあたしん家」
「おぉ。やっぱ学校から近いなぁ。歩きで来るぐらいだもんな笑」
「ちょっとバカにしないでよ!!てかあたしチャリ持ってないんだもん」
「え!!あはは!!それこそおかしいだろ。チャリない女子高生‥」
「笑いすぎだから!!原チャは持ってるから要らないの」
「おぉ一気に格好いい笑 って長居しすぎたよな。ごめんごめん。」
「そんなこと‥」
「じゃ帰るなぁー。また明日ぁ」
「あ‥うん。今日はありがとね。バイバイ」
「おう。バイバイ」
ハルは手を振りながら自転車のペダルをこぐ。ハルの後ろ姿が小さくなっていくのを見つめながら今日の幸せを噛み締めた。
ハル‥あたしどんどん好きになってるよ。ハルに好きな人がいたって今日ぐらいは幸せに浸ってもいいよね?

