…放課後…
「凛帰らないのぉ?」
「うん、もうちょい残るわ」
「はぁい。んじゃまたねぇ」
友姫に手を振って友姫が出ていったのを確認してあたしものんびり帰る準備をする
いつも即座に帰るからかなんだか変な感じがした
放課後の教室はこんなにも切ないものだったっけ
嘘みたいに静かで廊下の声だけが少し響いてる
窓の外には部活という青春をしている生徒がいっぱいいる
「あたしもこういう青春とかしたかったなぁ」
あたしの声は静かに響いてすぐに消えた
なんだか寂しい気分になった
早めに行こうかな…早く会いたいな
ギターを抱えてたいして何も入ってない鞄を持って生徒玄関前に向かった

