…5限目…
キィ…
あたしは古びたドアを開ける
「あー青井っ!!来ると思ってた笑」
「ハルが来いってメールしたんじゃん」
「ま、それもそーか
でも青井滅多にメール返してくんねぇもん」
「だってメール打つのめんどいじゃん?」
ほんとは嘘
ハルからのメールは嬉しすぎて返信に困っちゃって凝った文章もあっさりな文章もなんか気が引けて結局スルーしてしまう
「俺なんか来るかもわからない青井のために昼休みから待ってたんだぜー?」
「またそんなこと言って
どうせまた寝てたんでしょ」
「う…
青井ちゃんは冷てーなぁ」
「はいはい」
ハルは平気であたしの心をもてあそぶような言葉を言う
ほんとは慣れないよ?だけどそんなフリをしなきゃ突然募った想いが溢れそうになる
「なー?歌聞かせてよ」
「あたしの歌高いよ?笑」
「いつもそれ言うけど
結局歌ってくれんじゃん」
「まっ確かに笑」
こんなハルとの時間が大好き
「…ありがとな」
いつもの笑い方じゃなくはにかんだような笑顔でそんな言葉をくれる
キラキラしたハルが
大好き

