「相羽って田中らと仲良いのぉ?」
「え?いや、1年のとき同じクラスだった」
「そーいう関係かぁ」
ハルと友姫が普通に話してる姿を見るのはなんだかかなり新鮮だった。
「あ、小山なら教室にまだいたぜ?」
「え?ほんと?じゃあね、凛、相羽!!」
ドタバタと走って出ていく友姫を見て呆気に取られているハル。
「友姫ね、小山くんのことになるといつもあぁなんだよね」
「へぇ、可愛いな。そんだけ好きなんだろな。よく俺のクラスでも見かけるし」
「うん、友姫はほんと可愛い」
「俺からしたら青井の方が可愛く見えるんだけどな」
「えっ?」
「ん?あ‥」
ハルはバッと口元に手をあてる。
「ハルってさ、それ癖なの?」
「え?」
「照れると口元隠すの」
「え‥あ、俺も知らなかった」
ハルは恥ずかしそうに笑うとあたしの前の席の椅子に後ろ向きで座る。
「そんなん気付かないフリしてて」
ハルはそういうとまた口元を手で隠した。

