きっかけはあの夜のハルを見たから。だけど小さな小さな関わりがハルの存在をどんどん大きくする。
ハルの仕草や言葉が胸をくすぐるんだ。
こんなの初めて。だってあたしまだハルのこと何も知らないのに‥。
最近のあたしはどこかおかしい。
ハルに会えると嬉しいと思う
ハルの声を聞くと落ち着く
すごく
会いたいと思う。
ハルと話したいから学校に行く。この時間に出れば朝から会えるから早起きをする。
こんなあたしをあたしも知らない。
ハルの笑顔を見ると幸せになる。ハルのそばにいるとドキドキと温かさを感じる。
ハルと屋上で会った日から『朝校門で挨拶運動してるから毎日ちゃんと来て俺に挨拶しろよ』と笑ったハルの言葉を守るあたしと必ず見つけて声をかけてくれるハル。
そんな些細なことが嬉しいなんて子供みたい。あまり友達がいなかったからそういうことが嬉しく感じるだけかなと思った。
だけどこの胸の痛みやドキドキを説明できる言葉はひとつしかなかった。
あたしやっぱりいつの間にか好きになっていたのかもしれない。
いや
きっとあの日からもう
惹かれてた。
時間とか理由とかそんなの関係ないよね。
きっとあたし
ハルが好きなんだ。

