帰り道




ハルは思わせ振りな人だ。


優しくて

でも少しだけ意地悪で

格好良い顔に

笑うと可愛いってう
オマケ付き


その上

こんなの‥
ズルいよ


ハル。



「ハルの手は冷たいね」


「うん、噂によると青井が温めてくれるらしいよ?」



更に少しだけあたしの手を握る力を強めるハルの優しい手。



離さなきゃもっともっとハルに溺れることわかってるのにあたしの身体は素直だ。


「そんなん聞いたことない」


「はは、俺にしか聞こえない噂だから」



離さないで。


離せない。


離したくない。



どうしてこんなことするの?


好きじゃないならそんなことしないでよ。


確かにそう思う。



だけど



身体はもっとハルを求める。



ハルが好き。



身体中に広がって

心までハルへの想いで
いっぱいになる。