何度も何度も眠気と戦ってニムラとフタムラを間違えられてイラついてそれを押さえつけて。
その繰り返し。
あはは、ホント紛らわしいなあ。
「ハナ、ごめんね!華奈のせいで何回も怒られたね」
「いいよ、大丈夫だよ。」
なんて言ってくれるけど、実際迷惑かけてるのはわかってる。
起こして回る先生たちにも迷惑はかかってるけどそれは気にしない。
華奈のせいで、友達に迷惑がかかるのは嫌なんだ。
「名前間違える先生が悪いんだから大丈夫だって、」
「でも、」
「でも、じゃない!確かにビクッとはするけど、仕方ないしどうしようもないんだから!」
バッサリと言い切った。
たった一日でも華奈の中のハナがどんどん変わってく。第一印象、なんてものとはどんどん違うように進んでく。
「ハナ…」
「ん?」
「好きっ!」
思いっきり抱きついた。
「さっきの会話にその言葉に通じる要素あったか?」
仁哉が不思議そうな顔をして、錦が苦笑いして、ハナが戸惑いながら抱きしめられてる。
こんなのもありかもしれない。


