僕のイメージどうなってるの?なんて笑いながら錦くんは進んでいく。
「とりあえずファミレスでも行こーよ。お腹すいた。」
「ファミレスなら仁哉も似合うんじゃない?」
「そうだね!」
なんて笑いながら華奈と私は錦くんのあとを追いかけて、はぁ?とかいいながらも笑いながら内藤も追いかけてくる。
今日であったばかりの筈なのにこんなにも笑えるのはなんでだろう。
一番近くのファミレスに入り、一息つく。
注文も内藤が迷って大量に注文しようとしたり、華奈はデザートのみ注文したり、なんだかんだめちゃくちゃだった。
「なんか、ハナと錦、お母さんとお父さんみたい!」
「そんな老けてるー?」
なんて返すけど錦くんの反応が気になって、ちらっと見てみる。
「あはは、こんなに大きな娘と息子はいらないなぁ。」
なんて笑って返してるからつられてみんな笑い出す。
笑っても笑っても笑い足りなくて、きっと今日一日でいつもの三倍は笑ってる。


