ジェイがあすかのセーターの下から手を入れて、背中のホックを指で弾くようにとる。あすかは慌てて胸を押さえた。
「往生際が悪いな。俺がとるか、お前がとるか。選ばせてやる」
セーターの上から胸元に軽くキスをする。
「……とらないっていう選択は」
「あるわけないだろ、っていうかタイムオーバー」
「早っ」
「俺がとる」
ジェイがセーターの下から、ストッキングを引っ張り出した。あすかはいたたまれず、顔を覆う。
これはもう、羞恥プレイの域。恥ずかしさで死んでしまいそう。
「大事なのはコレじゃない」
ジェイはそう言うと、あすかのセーターを脱がせた。
優しくて、官能的なキスが降り注ぐ。
額に。
頬に。
首筋に。
腕をなぞって、指先へ。
ジェイの唇があすかを撫でると、あすかは声を漏らして身を震わせる。
「ずっと抱きたかった」
ジェイが囁く。
「わたしも、抱いてほしかった」
あすかは首に腕を回して、ジェイを見上げた。
ジェイがシャツを脱ぎ捨てる。
そこであすかは「あ」と、小さな声をあげた。

