「さて……」
ジェイはあすかを笑いながら見下ろす。「この困った娘をどうするかな」
ジェイがあすかの顔の横に手をつく。ベッドが軋んで、あすかの身体が沈む。
心臓が異常に早く動き出した。顔が紅潮して、身体が熱くなる。
ジェイが耳を軽く触ると、あすかはびくっと震えて身を縮めた。そのまま首をなぞられて、あすかはたまらず目をぎゅっと閉じた。
ジェイの唇が耳に近づく気配がした。
「ふうん、これだけで、そんなに?」
耳に唇が当たる。「随分、敏感なんだな」
吐息が耳に当たって、あすかは「んっ」と思わず声を出した。くすっと笑う気配がする。
「明日から俺がお前の夫だ。毎日、この敏感な身体をどうしてやろうかな」
動悸で胸が破裂する。あすかが恐る恐る目を開けると、ジェイは自分のシャツのボタンを左手で外している。
手首から手の甲、そして長い指先へのライン。
その手が、あすかをどんな風にするのかを想像すると、頭がクラクラしてくる。シーツを握りしめて身を硬くした。

