シーンとその場が静かになる。
僕は目をキラキラさせて原田さんに詰め寄る。
僕はあくまで純粋無垢な少年。
演じろ、幹部相手に探るような真似はするな。
あくまで訓練に参加するだけだ。
「いや、お前は‥‥‥」
「僕の師匠が言ってた。1日でも稽古をしないと身体は鈍る。だから稽古はあんまり怠らないようにって。お願い!」
手を合わせて原田さんを見つめる。
原田さんは元々優しい人なのだろう。
敵には非常になれるかもしれないが、仲間には非常になることは不可能。
この人ならよっぽどの事がない限り断らない。
「あーとりあえず、見学ってことでいいか?」
「わぁ!ありがとう!」
満面の笑顔を作って喜ぶ。
この身体で戦うことにも馴れておきたい。
未来に戻れたとして、元の身体に戻れたとしてもこの身体に馴れておいて損はないはず。
とりあえずは動かしてみないとわからない。
子供になっているから剣を振るった時の距離はもちろん、体術も試さないと。
相手は原田さんがいいな。
確か原田さんは槍の名手でもあったか。
殺し屋の中で同じ流派の奴がいたはず。
まぁそれはどうでもいいか。
上手くいけば俺を外に出させてくれる可能性もある。
欲をいえば、今後の新選組の活動の参加を許してくれる可能性もある。
土方さんタイプの人は、使えるものは何でも使うタイプだろう。
やはり新選組で総合的に1番強いのは副長を勤める土方歳三だろう。
純粋に戦場で強いのは近藤勇‥‥‥
1対1の決闘なら沖田総司。
「剣壱、どうした?」
「ううん、何でもない!」
ま、考えるのは後でいいか。
俺は原田さんと共に道場に向かった。
*********************
僕は目をキラキラさせて原田さんに詰め寄る。
僕はあくまで純粋無垢な少年。
演じろ、幹部相手に探るような真似はするな。
あくまで訓練に参加するだけだ。
「いや、お前は‥‥‥」
「僕の師匠が言ってた。1日でも稽古をしないと身体は鈍る。だから稽古はあんまり怠らないようにって。お願い!」
手を合わせて原田さんを見つめる。
原田さんは元々優しい人なのだろう。
敵には非常になれるかもしれないが、仲間には非常になることは不可能。
この人ならよっぽどの事がない限り断らない。
「あーとりあえず、見学ってことでいいか?」
「わぁ!ありがとう!」
満面の笑顔を作って喜ぶ。
この身体で戦うことにも馴れておきたい。
未来に戻れたとして、元の身体に戻れたとしてもこの身体に馴れておいて損はないはず。
とりあえずは動かしてみないとわからない。
子供になっているから剣を振るった時の距離はもちろん、体術も試さないと。
相手は原田さんがいいな。
確か原田さんは槍の名手でもあったか。
殺し屋の中で同じ流派の奴がいたはず。
まぁそれはどうでもいいか。
上手くいけば俺を外に出させてくれる可能性もある。
欲をいえば、今後の新選組の活動の参加を許してくれる可能性もある。
土方さんタイプの人は、使えるものは何でも使うタイプだろう。
やはり新選組で総合的に1番強いのは副長を勤める土方歳三だろう。
純粋に戦場で強いのは近藤勇‥‥‥
1対1の決闘なら沖田総司。
「剣壱、どうした?」
「ううん、何でもない!」
ま、考えるのは後でいいか。
俺は原田さんと共に道場に向かった。
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