新選組と最強子供剣士

新八と平助は、おそらく反対するだろう。


そう判断して教えなかった。


「平助は酒を控えろ」


「ちぇ」


「土方さん帰るんですか?じゃ、僕も帰ろうかな」


「じゃ、俺も帰るわ」


「なんだよ佐ノ!もうちょっと飲もうぜ!」


「わりぃな、新八。今日は気分じゃねえんだ」


「副長が帰るというなら私も。井上さん、後は任せましたよ」


「また私ですか‥‥‥まぁ今日は原田君がいないだけまだ静かですかね」


「あ、井上さんひでぇ」


佐ノ助の言葉に穏やかに笑う井上さん。


一の方は、静かに無言で酒を飲んでいる。


新八達のことは、斎藤に任せるように言ってある。


「じゃあな、近藤さん」


「ああ」


俺と総司、佐ノ助と山南さん。


4人で、屯所に戻った。





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土方達が島原から出る数分前。


大雨の止まない深夜。


芹沢達は八木邸に戻っていた。


平山は平間に支えながら歩いている。


芹沢は1人であるいているが、足下は少しおぼつかない様子。


だが、完全に酔っているわけではなかった。


意識がしっかりとあったのだ。


「!」


八木邸に戻った時、それに一番初めに気づいたのは芹沢だった。


(なぜ!なぜお主がここに‥‥‥!)