新選組と最強子供剣士

地に這いつくばり、僕の足首を掴みながら僕を見つめている。


僕の、最高の‥‥‥相棒。


「けん、いち‥‥‥」


「れ、蓮‥‥‥」


壊れた人形のように僕の名を呼ぶ蓮。


気がつくと、マスターはいなくなっていた。


その代わりに、気がつけば手には刀が。


身体が勝手に動き、その刀を振り上げる。


「止めろ‥‥‥止めて‥‥‥‥」


その願いは叶わず、僕は刀を蓮に向かって落としていた。


「やめろーーー!!」










「‥‥‥ぃちくん、剣壱君!」


誰かの声が聞こえた。


目を薄らぼんやりと少し開く。


天井と‥‥‥男の人。


「っ!!」


見ていた夢を思い出し、目を大きく開く。


ぐっしょりと汗をかいていて、酷く息が荒れていた。


「剣壱君!大丈夫か!?」


声のする方に顔を向ける。


この人は、確か‥‥‥


「島田、さん?」


土方さんの信頼する隊士の1人。


大きな大きな巨体で、少しイカつめの顔をした実戦派隊士。


なんで、この人が‥‥‥?


身体を起こそうと起き上がる。