新選組と最強子供剣士

怖かった。


恐怖で、身体が震えた。


そして顔を下に向けた時、あるモノが目に入った。


1つは死体 1つは血 


そしてもう1つは‥‥‥拳銃。


触ったことはないが、それを使うところを見たことがあった。


私の嫌いな客が使っていた、銃と呼ばれる物。


檻の外だけど届く距離にあった。


『‥‥‥怖い?』


ただ恐怖で、頷くしか出来なかった。


『‥‥‥そう。人形って聞いていたけど、違うんだ』


少年の言葉を聞いた瞬間、私は目を大きく開いて少年を凝視した。


『どう、して?』


『生きていても、人形だったら死ぬことを恐怖しない。でも君は違う。怖がっている。震えている。だから、人形じゃない』


少年の言葉に私は救われた。


自分が人間であることを見いだした。


少年を凝縮していると、ふと後ろで動く男が見えた。


その男は、地に這いつくばりながらも少年を酷く睨みつけている。


瞬間、男が手にナイフを持って少年の後ろから襲いかかった。


‥‥‥身体が自然と動いた。


拳銃を拾い上げ、檻の中からその男目掛けてトリガーをひいた。


バン!


そんな音が聞こえた瞬間、男のおでこに小さな穴が開いた。


そのまま倒れる男。


私は肩で息をして、少年を見上げた。


少年は驚いて私を見ていた。


そして、さらに私に近づいてきた。