新選組と最強子供剣士

あと2匹‥‥‥つまりは3匹!?


それはそれは‥‥‥グッジョブ!!


ん?江戸って兎は食用なんじゃ‥‥‥?


「それで、後の2匹は?」


「あそこだ」


近藤さんが顔を向けた方を見る。


草のしげみに兎がいた。


うん、可愛い‥‥‥‥


僕は兎の方に行き、一匹を抱っこした。


そして動くと、もう一匹も僕の足にぴったりとついてくる。


「剣壱君、すごいな」


「昔から動物には好かれる方なんだ」


僕がそう言うと、近藤さんはなぜか悲しい顔をする。


な、なんか言っちゃったかな?


「こ、近藤さん?」


「実は、私はよく噛まれるんだ」


「兎に?」


「というより、動物に」


な、なるほど‥‥‥‥


動物は好きだが、動物には好かれないと。


「私の何がいけないんだろうか?」


やっぱり顔じゃね?


そう言いたいのを心の中にしまう。


近藤さん、身体は大きいし顔はどっちかっていうと厳ついもんなぁ。


心は優しいんだけど。


「ま、まぁ飼ってお世話すれば、懐いてくれると思うよ」


そうだといいなぁ、という顔をする近藤さん。


それにしても、この兎達、結構大きいな。


「近藤さん、この兎どこで飼うの?」


「ぬ、そ、それは‥‥‥」