新選組と最強子供剣士

「隊長」


「ん?」


「朝食作る時と掃除していた時、痛かったですか?」


「まぁ、うん」


確かに斬られたけど、別に深くない。


だから痛みは見た目ほどじゃなかったりする。


とは言っても、普通なら動けないほどの怪我らしい。


「両腕より横腹が痛いですか?」


「んー、どっちかって言うとそうかな。たまに右腕が異様に痛い」


「そりゃあ隊長は右利きですから、右腕をよく動かしているでしょう?」


ごもっともです。


朝食の時は苦労したんだよね。


「一応、痛み止めも塗りますか?」


「いいよ。これくらいなら馴れてるし」


別に支障はない。


それより、立の薬はなるべく取っておきたいんだよね。


腕を動かしたり手を動かしたりしてみる。


ん、まぁまぁかな。


立に稽古つけたかったんだけど、やっぱり無理かぁ。


「そうだ」


「どうかした?」


「隊長は近藤さんの剣、見たことありますか?
私、実は見たんですよ」


「え、マジ?僕まだ見てない」


近藤さんも、結構仕事で時間埋まってるし。


たまに休憩してるところは見たことあるんだけど。


くぅ~羨ましい!!


「どうだった?」


「それが、土方さんと試合してたんですが、近藤さんの勝ちでしたよ」


「へぇ~土方さんより強いんだ」