新選組と最強子供剣士

許可はしなねぇに決まってるだろう?


土方さんの背中は、そう言っているように見えた。


「おい、いつまでそこにいやがる」


「え?あ‥‥‥‥」


そういえば、僕今日朝食作る係だった。


やっべぇ!遅刻遅刻!


早く勝手場に行かないと、朝ご飯がそりゃもう酷いことになる!


「土方さん、ご飯ここに持ってくればいいんだよね!?」


「いらねぇ」


「ふざけんな!絶対食べてよね!食べなかったら、その紙の束に墨ぶっかけるから!」


「はぁ!?」


「じゃあね!」


そう言って僕は勝手場に急いだ。





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あ~疲れた。


いやもう本当に。


無事に朝食が終わった僕は、只今、屯所の廊下で雑巾がけ中。


勝手場所に行くと、もう少しで沖田さんが恐ろしい焼き魚を作るところだった。


あの人が何かを焼くと、必ず黒こげの何かができる‥‥‥‥


味噌汁とかの味付けは完璧なのになぁ。


「よし、完璧」


今日のぶんの雑巾がけ終了!!


さーて、今日こそは薙刀のことを聞くぞ!


道具を戻し、僕は山南さんの部屋に急ぐ。


今日の午前、山南さんは部屋で仕事をしているはず。


山南さんが道場に行く前に捕まえないと!


急ぎ足で廊下を歩いていると、部屋から出てくる山南さんが見えた。


よし、ジャストタイミング!!