チュンチュン
鳥の鳴き声。
「にゃ~」
猫の鳴き声。
サラサラサラサラ
筆が紙を滑る音。
「ん、ん~」
目を覚ますと、庭が太陽の光に照らされて眩しいほどに照らされていた。
「ふぁ~あ」
大きな欠伸をしながら伸びる。
あれ?ここ、土方さんの部屋?
「起きたのか」
「土方さん?あれ?」
「昨日、俺にもたれながら寝たんだ」
「僕が?」
「他に誰がいる」
あー昨日の記憶が蘇ってきた。
そうそう、なんか眠くなったんだよねぇ。
「にゃ~」
「叶、おはよ。土方さんも、おはよ」
叶を撫でながら挨拶をすると、土方さんは溜め息をついた。
土方さんってよく溜め息つくんだよなぁ。
目には凄いクマができている。
ま~た徹夜したんだな?
「土方さん、寝なかったでしょ?」
「剣壱、話がある」
おいおい、人の質問にまず答えろや。
そう心の中で突っ込んだが、口には出さない。
なぜか?
土方さんがものすごく真剣な顔だからだ。
「なに?また仕事?」



