薙刀はあんまり出回ってないのか?


槍は新選組で毎日見てるんだけど。


「ううん、ありがとう。じゃあ山南さんにでも聞いてみるよ」


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朝ご飯を食べ終えて、仕事をこなす。


食器洗いに廊下掃除。


この時間なら、山南さんは稽古かな?


僕は叶と共に道場に向かう。


道場につくと、いつも通り稽古に励む隊士達。


今日の指導者は‥‥‥‥


「そんなもんか!?」


ウゲッ、土方さんがいる。


道場には土方さん、斎藤さん、そして山南さんがいた。


土方さんはそれはもう楽しそうに稽古?に励んでいる。


「お前は刀の振りは早いが、最後まで押し込めていない。そのせいで一振りが軽すぎる」


「は、はい!」


最後土方さん。


指導は的確で厳しめ。


うん、いい師だ。


「にゃ~」


「あ、叶」


道場に入ろうとすると、叶はどこかに行ってしまう。


叶は道場に入りたがらない。


汗臭いからかな?


まぁいいや。


「山南さーん!」


「剣壱君?」


山南が空いている隙を見つけ、入り口から呼んだ。