よし、ここは正直に答えよう。
「えっとね、僕の小太刀があるでしょ?あれと対になる刀もらっちゃった!」
バンッと井上さんに刀を見せる。
といっても、布が巻いてある状態だけど。
「刀!?君みたいな子供に?」
グサッと言葉が胸に突き刺さった。
井上さんは心配してくれてそう言ったんだ。
悪気なんて一切ない。
だけど、やっぱりちょっと複雑な心境になる。
うん、この話はそらそう。
「後ねぇ、芹沢さんと喧嘩してきちゃった☆」
「‥‥‥‥」
ピシッと井上さんが石化した。
僕の肩を持ったまま、瞬きすら忘れているらしい。
「井上さん?‥‥‥井上さん!」
「っ!剣壱君、芹沢さんと喧嘩したって、怪我はしてないのかい!?というか、なんでそんなことになったいだい?」
「なんかね、芹沢さんが「こんな不味い飯に金なんぞ払えるか!」ってお店の人と揉めてたから、注意したの!」
偉いでしょ?
そう言うように、軽いドヤ顔をする。
そんな僕を見ながら、井上さんは顔色を悪くしていた。
ま、井上さんは僕が斉藤さんや沖田さんと剣を交えているところを見てないしな。
「剣壱!帰ってたのか!」
バタバタとした足音と共に、新八さん達が帰ってきた。
汗だくなところを見ると、喧嘩が終わった後、
僕のことを探してくれたようだ。
うん、でも、新八さん達、言わせてもらうよ。
ご愁傷様ってね♪
「えっとね、僕の小太刀があるでしょ?あれと対になる刀もらっちゃった!」
バンッと井上さんに刀を見せる。
といっても、布が巻いてある状態だけど。
「刀!?君みたいな子供に?」
グサッと言葉が胸に突き刺さった。
井上さんは心配してくれてそう言ったんだ。
悪気なんて一切ない。
だけど、やっぱりちょっと複雑な心境になる。
うん、この話はそらそう。
「後ねぇ、芹沢さんと喧嘩してきちゃった☆」
「‥‥‥‥」
ピシッと井上さんが石化した。
僕の肩を持ったまま、瞬きすら忘れているらしい。
「井上さん?‥‥‥井上さん!」
「っ!剣壱君、芹沢さんと喧嘩したって、怪我はしてないのかい!?というか、なんでそんなことになったいだい?」
「なんかね、芹沢さんが「こんな不味い飯に金なんぞ払えるか!」ってお店の人と揉めてたから、注意したの!」
偉いでしょ?
そう言うように、軽いドヤ顔をする。
そんな僕を見ながら、井上さんは顔色を悪くしていた。
ま、井上さんは僕が斉藤さんや沖田さんと剣を交えているところを見てないしな。
「剣壱!帰ってたのか!」
バタバタとした足音と共に、新八さん達が帰ってきた。
汗だくなところを見ると、喧嘩が終わった後、
僕のことを探してくれたようだ。
うん、でも、新八さん達、言わせてもらうよ。
ご愁傷様ってね♪



