「…つ!…なつ!!……ちなつ!!…千夏!!」
『ん~~~~…』

誰かが、あたしの肩を揺さぶって
あたしの名前を叫んでる

…ま、いいや……




「千夏っ!!!!」

『ぅおおい!?』


がばっと起き上がると、すぐ横に疲れ切った表情の瑞希が立っていた

「…オハヨイゴザイマスチナツサン」
『ん~…おはよ…―(。´-д-)―…』





「あーもーホテル着いたのに。いーやっ。高田降りんぞー」
「ぅあーい」



そうかぁ
もうホテル着いたんだぁ…


んっ??

がばあっ

『待って待ってあたしも降りるっ!!!!』