「烈、起きて。遅れるよ」


いつしか毎日のように聞いていた声







今はもう聞こえない








愛しくてたまらない声



俺を起こすのはお前の役目だったな





今、お前はどこに居るだろうか

幸せに暮らしているだろうか




すべてが愛おしかったお前を手離した


後悔で押し潰されそうになる毎日


正直かなりキツイ






だけどそれ以上に愛していた