朝、通学路をいつもどうり歩いていると、


「お、神野じゃん」


「おはよ、悠斗くん」


「おはよー!」


なんとなく会話して、

なんとなく一緒に登校している。

と…


「あれ?コウ?」


前を歩いていた男子生徒を指す。

すると男子生徒は振り向いた。

そして__


「悠ちゃん…?」


と、つぶやいた。

これまで見たこともない笑顔で走り去っていく悠斗くん。

そう言えば、さっきの人

松江くんに似てた…?

ま、そんなことないか!


てゆうか私。

おいてかれた!?