さよなら賑やかな夜よ。





鈴のような声は、私の心に深く響く。



優しくて甘くて、落ちそうだ。




「年はいくつなの?」


『内緒』




彼は秘密主義。


いたずらっ子みたく笑う顔に、やっぱり胸は音をたてる。


遠くの祭りの明かりで見える表情は、やっぱり色っぽくて




やっぱり消えそうだ。