さよなら賑やかな夜よ。






『ねえ、つかさ』


「え?」


『君は一人なの?』


「あ、いやあ、まあ」


『……?』


「一人ですね」



寂しくはないけど、人肌恋しい。



聞こえていなかった祭りの音も、また聞こえるようになっていた。