「怖いわけないじゃないですか。
あれは嘘ですよ、嘘。一応怖がっとけば可愛いと思われるでしょ。レミに。」
「……悪魔だな。でもあれだぞ。レミは気付いてたと思うぞ。」
「え!?なんで!?」
なんでって、なぁ?
「いや、幼なじみだからよく分かる。」
「幼なじみってズルい。その位置代わってください。
ってか、ぶっちゃけ智哉先輩ってレミのこと好きじゃないんですか。」
痛いとこつくな。
「んー。好きだよ。」
「……恋愛的目線でですよ?」
「勿論。」
「ドMですか??」
「お前がな。」
質問がおかしいだろ。
ドMですか??って、なにさ。
「けど、俺よりもなにより、レミの気持ちを最優先したいしな。なにしろ、フラれてるしな」
俺、お前のこと好きだわ。って、苦笑いする俺の記憶がフラッシュバックする。
レミは、泣きそうになるのを堪えてごめんって、言った。
だから俺は、
「フラれたけど、親友としてお前の隣にいてもいいか??」
って、言ったんだ。


