私のカレシ、浮気カレシ。



「……駄目じゃん!シリアスムードじゃんこれ!」


「汐汐ちょっと黙ろう。せっかく初めてシリアスに入ったのに!真面目ムード入ったのに!」



だって、だって、これ、9割コメディだよ?!


いいの?いいの?シリアス入っても、いいんですかぁぁぁぁぁっ!!!!?



「ちょっと。シリアスとか勝手なこと言わないでよ。」


「そーだよ。シリアスじゃないかも知れないじゃん。ってか、シリアスじゃないし。」



反論する玲美お姉ちゃんとおにいに私とさっせんは口を閉じた。


それを見た礼於は溜め息する。



「はあ。やっぱりね。」


「礼於くんはなんで分かったの?」



玲美お姉ちゃんはびっくりしたような顔でたずねる。



「あー。昔、カレカノ時代に兄貴と写真とったでしょう?その写真、見せてもらったんです。

今日玲美さん見て、どっかで見たことあるなーと思ったら、やっぱりそうだったんですね。」



「うん。私から振ったけどね。」


「レミはグサッと心に刺さるこというねー。」


「事実じゃない。」


「そうだよ。ってかお前、レミさんに敬語使ってよ。」


「……支那先輩ひでー」




ねえ、ちょっと疑問。



「高校の同級生なんだよね?おにいと玲美お姉ちゃんとさっせん。

で、その後輩が華乃さん?」



「そうだよ。僕、後輩。今24歳」


「年齢聞いてません」


「……ちょい毒舌挟むよね、汐ちゃん」



気安く名前を呼ばないでいただきたい。