私のカレシ、浮気カレシ。




「さっせん、ウケる」


「ねえやめて。それもう口に出しちゃいけないやつじゃん。俺可哀想。」


「ともやん乙」


「ねえもう黙ろうか支那くん」




私とおにいでさっせんをいじっているときに、礼於と華乃さんと玲美お姉ちゃんが話しているのが見えた。(っていうか聞こえた)



「……なんで華乃がいるのよ」


「……なんでお前がいんだよ」



「弟にお前って言われたよ。僕、一応兄だよね?ね?」


「あ、そうだったか?ゴメンゴメン、オニイサン」


「片言じゃん。駄目じゃん。人として」



「華乃が?」


「違うよ?!レミ流石に酷くない?!」



「なあ、華乃」


「お兄ちゃん!って呼んでよ!」


「……兄貴」


「ん?なに礼於。」



「玲美さんって……お前の元カノ?」




え?



と、私はフリーズ。




聞こえてたのか、さっせんもフリーズ。



おにいは……心なしか顔を歪めて笑ってる。




華乃さんは、笑った。



それはもう、綺麗な微笑みで。




そして、言った。





「うん。そうだよ。」





と。




おにいの表情が暗くなった。