私が水を飲んでいると






【コンコンコン】







っと、ドアをたたく音がした。








【だれ?こんな遅くに…】








っと思った私は、恐る恐る玄関のドアをあけ、






「どちらさまですか?」








っと震えた声で聞いた。不気味だったから…




けれどあたりを見渡すとだれもいない…






ところが下を向いた瞬間───

私はそのばでたちずさんでしまった。







そこには…─────────









あの捨てたはずのたぁちゃんがいたのだから






しばらくびっくりしているとたぁちゃんが








こちらをみてにたにたとわらい、








【ずーっといっしょだよ】







っと怒ったような悲しいような声で言った。







私は、ふときずくと目から大粒の涙がでていた。







「たぁちゃん…」





私は、物凄く反省した。








「ごめんね…ごめんね…たぁちゃん…
そうだったね…ずーっといっしょっだったね」






するとたぁちゃんは…









「たぁちゃん…ずーっといっしょだと思った…捨てられた…許せない…」








「っ!」







「たぁちゃんがユルセル方法あった…
        どうする?」








「なんでもするから!許して…」











「わかった」








たぁちゃんがにこにこわらった。