翌日、仕事があると言ってカロンは早くに出て行った。
一緒に起きてご飯を食べ終わった小鳥はいつものように自室でカロンをお見送り。
「行ってくる。いい子で待ってろよ?」
「はい。行ってらっしゃい、カロンさん」
『イッテコイ!イッテコイ!』
ソファーに置いてあるクマちゃんぬいぐるみの反応に苦笑しつつ、カロンは部屋から出た。
少しだけ扉を開けていくのを忘れずに。
「さて、カロンさん行っちゃたね。今日は何をしてよっか」
扉の変化にすぐには気づかなかった小鳥は、独り言を言いつつクマのぬいぐるみを見た。
「カロンさんて…いっぱいぬいぐるみ持ってるよね」
棚の上に飾ってあるぬいぐるみ達を見回す。
それから小鳥は、何と無くそれらを全てソファーの上に並べてみた。
クマの隣にまず創世祭でゲットしたパンダのぬいぐるみを。
次にウサギのぬいぐるみ。
それから――。
「あ…このおサルさんが一番古いのかな?」
ボロボロというわけではないが、汚れが目立つサルのぬいぐるみ。
ポヤンとした表情が可愛いそれをウサギの横に置く。



