EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【ルカ編】



 そして翌日。

小鳥はお弁当作りのために張り切って普段よりも早く起きた。

作るものは昨日寝る前に決めておいたので、悩んで手が止まることもない。


(うん……できた!)


ウサギのお弁当箱におかずを詰めて、ふぅとやりきった吐息をこぼす。

とりの唐揚げに、タコさんウインナー、甘い卵焼き。

野菜はトマト、きゅうり、レタス。

それからコーンを少し。

おにぎりには三つ握って、それぞれアルミホイルに包んだ。


(よし。じゃあ次は今から食べるものを……)


食器とパンを用意して、小鳥はふと思う。


(私はトーストに蜂蜜でいいけど、ルカくんはどうしよう……。甘いパンより、ハムとかチーズとか挟んだ方が好きかな?)


棚から蜂蜜を取り出して悩んでいると。

「おはよう小鳥!」

今日も元気なルカが笑顔でキッチンに入って来た。

「おはようございますルカくん。丁度良かったです。ルカくんは蜂蜜パンとハムチーズサンド、どっちが食べたいですか?」

「えっ、なんか両方うまそう」