EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【ルカ編】



(小学生の時に私が使ってたやつで良いかな……?他にお弁当箱ないし……)


この屋敷へ来る時に持ってきた少ない荷物の中にお弁当箱も入っている。


(確かまだ、私の部屋の荷物と一緒にしてたっけ)


特にここでの生活で必要としていなかったため、キッチンに置いてはいなかった。


(後で探してみよう)


そういう訳で、食事と片付けを済ませてルカと別れた後、小鳥は自室でお弁当箱を探したのだったが。

「こ、これで……平気かな?」

見つけたそれはピンク色で、耳にリボンをつけた女の子のウサギの絵柄が可愛らしいお弁当箱だった。

どう見ても男子が使う物ではない。


(流石にこれは、持っていくのルカくん嫌がるかな……?どうしよう……他に何か、丁度いいもの……)


キッチンに戻って探してみるも、使えそうな物は見当たらない。

この際、絵柄は我慢してもらおう。

小鳥は代用品探しを諦めた。


(おかずはどうしよう?お箸がダメみたいだから、フォークでも食べやすいものが良いよね。ご飯はおにぎりにした方がいいかな?)