EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【ルカ編】


それからは順調で、ルカも小鳥も自分達の作業をスムーズにこなした。

ルカが味噌汁の具材を準備している間に小鳥はフライパンを用意。

冷蔵庫からベーコンを取り出して、いつもより多めに焼いていく。


(安かったから、この前いっぱい買っちゃったんだよね。これが終わったら、あとは……)


ジュージューと焼けるベーコンをひっくり返しながら小鳥はふと、ルカを見た。

じゃがいもを切り終わったルカは、次の野菜に取り掛かっているようだ。

手際良く大根の皮を剥き、全て同じ大きさになるよう細かく切っている。

「ルカくん、器用ですね。それにとっても丁寧です」

「え、そうかな?料理とか初めてでさ。変じゃない?」

「変なところなんてないですよ!初めて私がじゃがいもの皮むきをした時なんて、食べるところがどんどん小さくなっちゃって、最終的にこのくらいになりました」

小鳥は自分の人差し指と親指の先を合わせて、指で丸をつくった。

「えっ、それは小さ過ぎない?」

「でも、本当にこのくらいになったんです……」