それから数日後。
小鳥が訪れた二度目の秘密基地には、まだレオの姿はなかった。
しばらく待ってみるも、なかなか来ない。
「レオさん、来ませんね……」
やることもなくボンヤリとルカの分解作業を眺めていた小鳥がポツリと呟く。
ルカはちょっと不安になった。
「誘っといて来なかったらごめん。俺達いつも自分の好きな時に来て、たまたま会う感じだからさ。会わない時も多くて……」
「そうなんですか……」
「ホントごめん。今日くらい約束しとくんだった」
ルカが後悔した、その時。
カツンーー。
足音がした。
「あ……!レオさん!」
小鳥が明るい声で呼べば、やっと到着したレオが目を丸くする。
彼は照れた様子で視線をそらし、かぶっていたフードをギュッと握った。
そんなレオを横目に、ルカは素っ気なく会話を促す。
「連れきたぞ、レオ。話したいことあるんだろ?」
「はい……。ありがとうございます、ルカ」



