EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【ルカ編】


「明るくて、優しくて……か、カッコいい、人ですっ」

「明るくて、優しくて、カッコいい……」

俺じゃん。

何の確信もなくそう思ったルカだったが。


(いや待て浮かれんな俺!決めつけるのは早いだろ!)


スーハーと深呼吸。

落ち着くことは大事だ。

「……ルカくんは、どんな女の子が好きなんですか?」

「えっ、俺!?」

ドキリとする。

深呼吸など意味はなかった。

まさか訊き返されるとは。

「俺は……」

頬を染めながら小鳥をチラチラ見る。

カチッと小鳥と目が合った瞬間、色々とルカの思考は吹っ飛んだ。

何も考えずに顔を真っ赤に染めて、ただ叫ぶ。

「に……人間の、女の子!」

緊張と恥ずかしさがMAXになったルカはそのまま勢い良くキッチンから出ていった。

一人残された小鳥は少しの間ポカンとしていたが、やがて思う。


(それは……私も含まれるのかな……?)


彼が好きなのは、人間の女の子。

小鳥は切なげな溜息をついた。